今回ご紹介するテーマは、歯学博士,小峰歯科医院理事長小峰一雄先生著の「免疫力が上がるアルカリ性体質になる食べ方」です。本書では、酸性体質があらゆる病気の原因であることが指摘され、アルカリ性体質になる食べ方が紹介されています。本記事では、その中でも特に重要なポイントを要約してご紹介します。

免疫力が上がるアルカリ性体質

アルカリ性体質になることで、病気にかかりにくくなり、健康を維持することができます。酸性体質は、あらゆる病気の原因となるため、食生活に気をつけることが重要です。

酸性体質が引き起こす病気とその対策

本書では、酸性体質はあらゆる病気の原因となると、
注意喚起をしています。

 

具体的には、

  • Ⅱ型糖尿病
  • 痛風
  • 尿結石
  • 脳卒中
  • 動脈硬化
  • 認知症

などが挙げられています。

 

また、眠気、便秘、頭痛などの症状も、
酸性体質によって引き起こされやすいとされています。

酸性体質が引き起こす病気や不調を改善するためには、
酸性体質になる原因となる食品を避けること。

 

アルカリ性食品を積極的に摂取することが必要です。

アルカリ性体質こそが真の新型コロナ対策

酸性体質は、
免疫力低下や病気にかかりやすいという特徴があります。

一方、アルカリ性体質は免疫力が高く、
病気にかかりにくいことが知られています。

 

新型コロナウイルス感染症についても、
体をアルカリ性に変えることが重要であるとされています。

アメリカでの感染拡大の原因は、
酸性食品が多いファストフードの摂取にあると言われています。

 

また、病気で薬を服用している人のpHが、
酸性に傾きがちであることが指摘されています。

酸性体質は、
新型コロナウイルスだけではない。

 

 

酸性体質は、あらゆる感染症に関わっていることがわかっているのです。

アルカリ性体質になるための食べ方

アルカリ性体質になるためには、
食生活に気をつけることが重要です。

酸性体質になる原因となる食品を避け、
アルカリ性食品を積極的に摂取することが必要です。

 

酸性体質になる原因となる食品としては、

  • 肉類
  • 乳製品
  • 砂糖
  • アルコール

などが挙げられます。

 

一方、アルカリ性食品としては、

  • 野菜
  • 果物
  • 豆類
  • 海藻

などが挙げられます。

 

また、水分補給も重要で、
アルカリ性の水を摂取することが望ましいとされています。

 

 

アルカリ性体質になるためには、アルカリ性食品を積極的に摂取することが必要です。

アルカリ性食品と酸性食品

アルカリ性食品をより多く摂取し、酸性食品とバランスを取ることで、健康なpHバランスを維持し、疾患のリスクを減らすことができます。体内に入った後の食品のpH値を常にチェックすることを忘れないでください。

アルカリ性食品

アルカリ性の体を手に入れるには、
アルカリ性食品を摂取することが重要です。

しかし、アルカリ性食品とは何でしょうか?

 

アルカリ性食品とは、
pH値が7.0以上の食品です。

これらの食品は、免疫システムを高め、ミネラルレベルを維持し、
体の解毒プロセスをサポートすることが示されています。

アルカリ性食品を選ぶ際には、食品自体のpH値と、
体内に入った後のpH値が異なることを覚えておくことが重要です。

 

たとえば、

梅干しはpH値が4.0ですが、
実際には体内でアルカリ性になります。

 

高いアルカリ性食品の例には、

  • ほうれん草
  • ブロッコリー
  • 海藻
  • レモン
  • ライム
  • 高アルカリ性イオン水

などがあります。

酸性食品

一方、酸性食品とは、
pH値が7.0未満の食品です。

過剰に酸性食品を摂取すると、体内で酸性環境が生じ、
疾患のリスクが高まる可能性があります。

ただし、すべての酸性食品が悪いわけではありません。

 

実際、

  • ナッツ
  • コーヒー

などの一部の酸性食品には健康上の利点があります。

 

酸性食品の例には、

  • 加工食品
  • 肉類
  • 乳製品
  • 精製された砂糖
  • アルコール

などがあります。

 

健康なpHバランスを維持するためには、これらの食品を適度に摂取すべきです。

 

 

アルカリ性食品とバランスを取ることが重要です。

体が酸性になる原因は食習慣だけではない

アルカリ性の体を維持することは、健康のために重要です。ストレス、有害物質、環境要因は、体を酸性化させる3つの要因です。これらの要因を避け、適切な対策を取ることで、アルカリ性の体を維持することができます。

ストレスによる体を酸性化させる要因

ストレスは、
私たちの体を酸性にする要因の一つです。

ストレスによって体が酸性になると、
よりストレスを生み出す悪循環に陥ります。

 

筆者のクリニックで行われた研究によると、
強いストレスを感じている人は酸性の唾液を持ちます。

リラックスしている人は、
アルカリ性の唾液を持っていることが学会発表されました。

 

ストレスを感じた時に甘いものを食べる人もいますが、
これは大きな間違いです。

砂糖は一種の薬品であり、
摂取することで脳が麻痺してしまいます。

ストレスを感じている人が甘いものを食べると、
同じ効果があります。

しばらくはストレスを感じなくても、
糖の作用が切れると以前よりもっとストレスを感じるかもしれません。

 

砂糖は酸性食品であり、
食べる量が増えるほど体は酸性になります。

ストレスは免疫力を低下させ、
体を酸性化させます。

 

体が酸性化にならないためには、ストレスを解消する方法を見つけることが重要です。

有害物質が体を酸性化させる要因

日本で使用される農薬の量は、
他の国に比べてはるかに多いのです。

多くの人々は、日本は他の国よりも農薬を少なく使用していると考えていますが、
これは大きな間違いです。

日本は農薬の多い国であり、
農薬を使用していないアメリカなどから輸入された作物にも農薬を使用しています。

 

そのため、

日本では多くの人々が農薬によって影響を受け、
病気になります。

農薬が使用されると、
元々土地に住んでいた土壌細菌が死滅します。

その結果、そこで育った野菜の元々のビタミンやミネラルが失われます。

 

したがって、日本の野菜を食べても十分な栄養素を摂取することができず、
代わりに体が酸性化します。

何かしらの対策が必要です。

 

農薬の悪影響を避ける方法の一つは、
アルカリ性の水に野菜を浸すことです。

アルカリ性の水は農薬を溶かし中和するため、
農薬を無害化します。

 

自宅でアルカリイオン水がある場合は、
野菜を30分浸すことで農薬の色も取り除くことができます。

 

 

農薬も体を酸性化させる要因の一つです。

紫外線が体を酸性化させる要因

私たちを取り囲む自然の中の様々なものも、
体を酸性化させる要因の一つです。

その中でも最も代表的なネガティブな影響は、
日光に含まれる紫外線です。

 

紫外線は、体にさまざまなストレスを与え、
最も代表的なネガティブな影響は肌の日焼けです。

肌の日焼けは、表皮だけでなく、
体の内部にも影響を与えます。

 

したがって、アルカリ性の体を維持するためには、
できるだけ体を紫外線にさらさないようにすることが重要です。

サングラスが紫外線から目を保護する最良の方法です。

 

多くの人が考えるように、
肌のシミは日光によって引き起こされるものではありません。

肌のシミは紫外線によって引き起こされます。

 

紫外線が目に入ると、
脳に肌を紫外線から守る信号が送られ色素沈着が起こります。

 

 

肌のシミを予防するだけでなく、紫外線も体を酸性化する原因です。

今回のまとめ

というわけで、今回は以上です。

 

本記事では、
免疫力が上がるアルカリ性体質になるための食べ方について紹介しました。

アルカリ性体質になることで、
病気にかかりにくくなり健康を維持することができます。

酸性体質は、あらゆる病気の原因となるため、
食生活に気をつけることが重要です。

 

是非、本書を参考に、アルカリ性体質への一歩を踏み出してください。

 

(参考文献・動画)

 

いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもヒントになればうれしく思います。