
書くと聞くと「文章力」、何か特別な才能が必要だとか、文章の上手な人だけが持っているスキルだと思ってしまう!? でも、いしかわゆきさんの『書く習慣』を読んで、「書くこと」は誰にでもできて、しかも人生を変える力があることに気づくのです。この本は、自己表現が苦手な人や、自分をもっと知りたいと思っている人にとって、まさに“書くこと”の新しい扉を開いてくれる一冊です。今回はそのエッセンスを、わたし自身の気づきも交えながら、エッセイ風にまとめてのご紹介です。
書くことは、自分を知るための習慣
-「正解」よりも「正直さ」を、
大切にすることが書く習慣のはじまり。
「書くことって自分を正直に見つめること」、
私は書きまくって気づいた。
私たちはつい、“正しいこと”を書こうとしてしまいますよね。
「これで合ってるかな?」、
「人からどう思われるかな?」って。
でも、それは書くことの本質ではないと、
いしかわさんは教えてくれます。
大事なのは、
自分の感情や考えを“そのまま”言葉にすること。
「うまく書けない日があってもいい」、
「まとまらなくてもOK」——
そうやって毎日ちょっとずつ、
自分の声に耳を傾けること。
すると、自分の輪郭がはっきりしてくるんです。
わたしも試しに、朝起きて5分だけ、
自分の気持ちを書いてみました。
「今日はなんだかモヤモヤする」とか、
「昨日の自分にちょっと反省」とか。
それだけでも、頭と心が優しくなる。
ああ、自分のことを“わかってくれる誰か”って、
案外、自分自身だったりするのかもって思えた瞬間でした。
書くことは、人生の輪郭をくっきりさせる行為
-見えない感情や思考に、
「言葉のカタチ」を与えることが、
自分らしさにつながる。
「なんとなく不安」とか「モヤモヤする」とか、
言葉にならない気持ちって、
日々の中でたくさんありますよね。
でもそれを放っておくと、
なんとなく日々もぼんやりしてしまう。
書くことの魅力って、
まさにその“ぼんやり”に輪郭を与えてくれるところなんです。
本の中では、
ノートに自分の考えを書き出す「ジャーナリング」や、
過去の自分に手紙を書く「自分通信」など、
いろんな実践方法が紹介されています。
どれも“誰かのため”じゃなく、
“自分のため”に書くスタイル。
これがとても自由で心地いい。
たとえば、ある日のわたしの、
ノートにはこう書いてありました。
「なんだかやる気が出ない、
でも、昨日寝る前にスマホ見すぎたからかな」。
書くことで、
「自分の行動が気分に影響している」、
ということが見えてきたんです。
気づきがあれば、行動も変わってくる、
それが、人生の輪郭が、
くっきりしてくるってことなのかもしれません。
書くことで、人とつながれるようになる
-自分の言葉が、
誰かの心にそっと寄り添う力を持っている。
「自分のために書くこと」が、
自分を癒し、自分を整える。
そして、その延長線上に、
「人とのつながり」があるんだと、
いしかわさんは言います。
ブログやSNS、手紙や日記。
いろんなかたちで発信された言葉たち。
でも、そのどれもが、
“自分の本音から生まれた言葉”であれば、
必ず誰かの心にも届くんだということ。
いしかわさん自身も、仕事で書く文章より、
素直に綴った日記のような文章が、
いちばん反応がよかったと語っています。
思い返してみると、
わたしも誰かのブログ記事やつぶやきに、
励まされたことがたくさんあります。
そのどれもが、“上手な言葉”じゃなく、
“あたたかい言葉”だったんですよね。
「書くこと」は、けっして孤独な作業じゃない。
むしろ、“自分の心にふれること”を通して、
“誰かの心にふれる”ことができる行為なんだと、
この本を通じて実感するのです。
今回のまとめ
-完璧じゃなくても、言葉にならなくてもいい。
ただ、「書く」ことで、
人生が少しずつ動き出す。
結局、「書く習慣」って、
日々の自分に“OK”を出し続ける習慣なんだと思います。
朝ぼんやり書いた日記でも、
寝る前に落ち込んで書いた独り言でも、
それでいいんです。
「文章力」は、誰かに評価されるものじゃなく、
自分とちゃんと向き合うための力。
その積み重ねが、
いつしかあなたらしい言葉をつくり、
あなたらしい生き方へとつながっていく。
この本に出会ってから、
わたしは毎朝ノートを開くようになりました。
たった数行でも、
そこに自分がいる感じがするんです。
それって、ちょっとだけ生きることに興味が湧く、
ヒントかもしれません。
【おわりに一言】
もっとお得な情報、もっと楽しい情報、
もっと笑える噂話にSNS……。
自分の外にばかり耳を傾けているのに、
自分の内側の声をまったく聴いていない。
手帳に書きまくって、
そう、私は気づいちゃったのです。
「書くこと」は、特別なことじゃなくて、
日々の暮らしの中にある“小さな自分との対話”。
私はTODOや予定などと一緒に、
感情や気持ちを同じ手帳に、
バレットジャーナル式(箇条書き)で書き留めています。
∴、この手帳はいつも私の手にある。
1日の振返りには、
自分の今日が明日の自分が見えてくるから不思議です。
わたしも書き続けていきたい、自分のために。
そして、いつか誰かの心に、
そっと届きますようにと願いを込めて——。
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いかがでしたでしょうか?
最後まで読んでくださりありがとうございます。
少しでもヒントになればうれしく思います。







