オリソン・マーデン(著)「人生を最大限に生きるは」の中で著者は、特別な才能を持つ一部の人だけに許された生き方ではない。環境や年齢、過去の失敗に縛られず、自分の内側にある可能性を信じて行動することの大切さを語っている。成功や幸福は遠くにあるゴールではなく、日々の選択や姿勢の中に静かに育っていくものだ、と。そんなメッセージを受け取りながら、私はページをめくるたびに、これまでの自分の小さな言い訳や、見て見ぬふりをしてきた本音と、何度も目が合ってしまったのだった。

自分を過小評価する癖

人は驚くほど簡単に、
自分の可能性を低く見積もってしまう。

私もその一人でした。

 

どうせ無理だとか、
今さら始めても遅いとか。

まるで親切な助言のような顔をした諦めを、
心の中で飼いならしていた。

 

マーデンは、才能がないのではなく、
使っていないだけだと言う。

その言葉を知ったとき、
胸の奥が少しだけチクっとした。

思い返せば、やってみたいと
思った瞬間に、やらない理由を
探すスピードだけは一人前だった。

 

失敗したら恥ずかしいし、
笑われるかもしれない。

でも実際には、
挑戦しなかったことのほうが、
あとからじわじわ効いてくる。

 

過小評価は安全そうに見えて、
実は一番の遠回りなのかもしれない。

環境のせいにしないという勇気

忙しいから、時間がないから、
周りが理解してくれないから。

そんな言葉は、日常会話の中でも
自分の頭の中でも、
ずいぶんと出番が多い。

 

マーデンは、環境は人を形づくるが、
同時に人が環境をつくり変えるとも語る。

これを読んで、
私は自分の机の上を見渡した。

 

散らかった書類と、
飲みかけのコーヒー。

これもまた、今の私がつくった
環境なのだと思うと、少し笑えてきた。

 

完璧な環境が整ってから動こうとすると、
たぶん一生スタートは切れない。

ほんの少し場所を整える、
時間を五分つくる。

 

それだけでも、
世界の見え方は案外変わるものだ。

小さな行動が人生を動かす

この本を手にして、
何度も繰り返し出てくるのが、
行動という言葉だった。

 

大きな決断や劇的な変化ではなく、
今日できる小さな一歩を踏み出すこと。

たとえば、ずっと気になっていた
人に短いメッセージを送るとか、
後回しにしていた一枚の紙を書くとか。

 

私も試しに、朝起きてす
ぐスマホを見る代わりに、
窓を開けて深呼吸してみた。

それだけのことなのに、
不思議と一日のリズムが変わった気がした。

 

行動は派手でなくていい。

むしろ地味なくらいが、
長く続いて人生に染み込んでいく。

今回のまとめ

-人生を最大限に生きるということ

マーデンが伝えたかったのは、
成功の定義そのものを
問い直すことなのかもしれない。

 

他人と比べて勝つことでも、
特別な称号を手に入れることでもない。

自分の可能性を信じ、
環境に文句を言いすぎず、
小さな行動を積み重ねていく。

その過程そのものが、
人生を最大限に生きる
ということなのだと思う。

 

できない理由より、
できそうな一歩に目を向ける。

その視点の切り替えが、
毎日を少しずつ軽くしてくれる。

 

あとがき:人生は、思っているほど急かしてこない。腕を組んで、こちらの様子をうかがいながら、
「さて、今日はどう出る?」とのんびり待っている感じがする。大きな覚悟も、立派な自信も、たぶん不要。気合いを入れた日に限って、空回りしたりするし。それより、昨日より一歩ぶん、ほんの数センチだけ前に出てみる。すると人生は、「お、今日はその気?」と思ったより気さくに反応してくる。音もなく、派手さもないけれど、ちゃんと、こちらを見ている。

 

(アマゾン)

人生を最大限に生きる (ディスカヴァー携書) 新書 – オリソン・マーデン (著)

 

(楽天)

人生を最大限に生きる [ オリソン・マーデン ]

価格:1430円
(2026/1/12 16:42時点)
感想(0件)

いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもヒントになればうれしく思います。