宇宙飛行士という肩書きから、多くの人は「完璧な人間」を思い浮かべるかもしれない。しかし、宇宙に行ったからこそ気づいた“人間らしさ”があると語るのは、3度の宇宙飛行を経験した野口聡一さん。そして聞き手には、経済キャスターとしての冷静さと人間味を併せ持つ大江麻理子さん。本書『自分の弱さを知る』では、壮大な宇宙から地球を見つめ直しながら、私たちが日々直面する「不安」や「迷い」へのヒントが語られている。この記事では、そんな深く優しい問いかけを、エッセイ風によせてご紹介です。
目次(ページコンテンツ)
弱さを認めることの強さ
-「完璧であろうとすること」よりも、
「不完全さを認めること」
ここにこそ、
人間の本当の強さがある。
そもそも宇宙飛行士って、
完璧な人たちだと思いませんか?
でも実際は、ものすごく、
「自分の弱さを共有する訓練」をしてる。
たとえば、今日は寝不足で調子が悪い、
ちょっと緊張してる――
そんなことをちゃんと仲間に伝える。
なぜなら、自分の不調を隠して作業を続けると、
命に関わる事故につながることもあるから。
これって、私たちの職場とか、
家庭でも同じだなって思います。
「弱みを見せたらダメだ」、
って思って頑張りすぎて、
空回りすること、ありますよね。
でも本当は、「ちょっと無理かも」、
って言える人こそ信頼されるし助け合える。
「弱さはダメなもの」じゃなくて、
「つながりのきっかけ」になる。
この発想は、
目からウロコでした。
視点を変えると見えるものが変わる
-宇宙から見る地球は「国境が見えない」。
野口さんが宇宙に行って感じたのは、
「地球って、意外とちっちゃいな」ってこと。
国境も争いも、
上から見たらどこにもない。
ただ、青くてまあるい地球が、
静かに浮かんでるだけ。
これって、すごくないですか?
私たちは普段、
「あの人がムカつく」とか、
「失敗したら終わりだ」とか、
つい視野が狭くなっちゃうけ。
でも、宇宙から見たら、
そんな悩みなんてちっぽけかもなって思える。
「視点を変えるだけで、
物事のとらえ方ってこんなにも変わる」。
野口さんのこの感覚、
日常でもめちゃくちゃ役に立つんです。
静けさの中にある自分との対話
-宇宙での経験を通じて、
「静けさを受け入れる力」が育った
無音の世界、無重力の環境、
そして決して逃げられない「自分自身」。
スマホや情報に囲まれた現代では、
少しの沈黙すら怖くなりがちだ。
しかしその沈黙こそが、
心の奥の声に耳を澄ますチャンスなのだという。
この気づきは、
日常生活にも取り入れられる。
朝の数分だけでもスマホを見ず、
窓の外をぼんやりと眺める。
夜、眠る前に、
今日あったことを静かに思い返す。
その小さな「宇宙的沈黙」が、
心を整えてくれるかもしれない。
今回のまとめ
-それは、意外にも「弱さの大切さ」だった。
宇宙飛行士という極限の職業を通じて見えたのは、
完璧な人間など存在しないし、
存在する必要もないということ。
むしろ、自分の不完全さを知り、
認め、共有することで、
他人とのつながりが深まり、
自分自身とも和解できる。
私たちは皆、地球という、
「宇宙船」に乗って旅をしている乗組員だ。
迷ったり、立ち止まったりすることもあるけれど、
そのたびに空を見上げて、
「もっと大きな視点で物事を見よう」と思えること。
それこそが、地上で生きる私たちへの、
宇宙からのメッセージなのだろう。
あとがき:
「強くなろう」と頑張るよりも、「弱いままでいていい」と思えることのほうが、ずっと勇気がいる。だからこそ、この記事を読まれたすべての人に、そっと伝えたい。「あなたの弱さは、あなたを人間らしくする証です」と。
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いかがでしたでしょうか?
最後まで読んでくださりありがとうございます。
少しでもヒントになればうれしく思います。








