「話し上手は聞き上手」とはよく言ったもので、気の利いた一言より、心からの相づち一発のほうが相手の心を掴んだりする。ところが私たち、会話って聞くより“しゃべるほう”に力を入れがちじゃありませんか?面接でも、商談でも、初対面の人とでも。「うまく話さなきゃ」と焦っては空回り、相手の顔がどんどん曇っていく──そんな我ら迷えるコミュニケーション難民に救いの手を差し伸べてくれるのが、斉藤真紀子さんの『たった1分で相手が虜になる 世界標準の聞き方・話し方』。会話の空気を変えたい人、話し方より聞き方に革命を起こしたい人に、そのポイントをエッセイ風によせた記事でご紹介します。

話すより、まず「聞く」。それが“世界標準”

-「話す力」よりも「聞く力」が人を動かす時代に

え?聞くほうが大事?、
と目からウロコが落ちた人もいらっしゃるでしょう。

著者曰く、今や「どれだけ話せるか」より、
「どれだけ“いい聞き手”になれるか」が、
会話の質を決める時代。

 

上司にも、部下にも、取引先にも、
モテたいあの人にも──

みんな「自分の話をちゃんと聞いてくれる人」、
を求めているのです。

 

斉藤さんが世界中で出会った、
一流のリーダーたちに共通していたこと。

それは、「自分の話が上手」ではなく、
「相手の話を聞くのが抜群にうまい」ということ。

聞く姿勢がある人には、
相手は安心して本音を話し、信頼が芽生え、
結果的に“虜”になっちゃうんですね。

「あいづち」と「要約」が会話の主役に

-ただうなずくだけじゃダメ。

“聞いてます感”の出し方にテクあり!。

聞き方の中でも特に重要なのが、
“あいづち”と“要約”。

これ、やってるようで意外とできてない人、
多いのでは?

 

たとえば友人が、
「上司にムカついた話」を延々としているとき…。

ただ「うんうん」だけじゃなく、
「つまり、○○ってことで怒ってるんだね」と返すだけで、
相手は「そうそう!分かってくれてる!」と、
テンションが一気にアップ。

そう、“要約”って、
相手の気持ちを代弁して見せる魔法のスキルなんです。

 

そして、“あいづち”にも黄金バランスがあって、
ただ「へー」とか「すごいね」ではない。

ちょっとした驚きや同情、
共感を込めた「え、それって…!」の一言が、
会話にドラマをもたらす。

相手がどんどん話したくなるのは、
聞き手の“反応力”のおかげなんです。

話すときは「シンプル」かつ「自分の軸」を持て

-“伝える技術”は、
無駄を削るところから始まる

じゃあ、いざ自分が話すときはどうすれば?

ここでも斉藤さんのアドバイスは明快、
「伝える力=削る力」だと。

 

自分の言いたいことを伝えようとするとき、
つい説明が長くなって、話があちこち飛びがち。

でも、聞いてる側からすると、
「つまり、何が言いたいの?」が見えないと、
会話が一気に“ながら聞き”モードに突入します。

 

そんなときは、「私は○○だと思う」、
「なぜなら△△だから」――この2文セットが基本の型。

シンプルで、自分の考えが軸になってる話し方は、
聞く人の心にまっすぐ届きます。

 

加えて、相手に質問を返すクセをつけると、
会話のキャッチボールがスムーズに。

「私はこう思う。あなたは?」って投げ返すだけで、
対話はどんどん深まり、
会話は“演説”から“共創”になるんですね。

今回のまとめ

-聞くことで信頼が生まれ、
話すことで共感が育つ

大事なのは“勝つ会話”より“続く会話”。

この本を読んで改めて思うのは、
会話って「勝つ」ものじゃないということ。

沈黙に負けまいと無理に話し続けるのではなく、
「相手の言葉にどう反応するか」、
「自分の思いをどうシンプルに届けるか」──

そこにこそ、会話の、
醍醐味があるんだなと。

 

特に、日本語的な「空気を読む」会話と、
グローバルな「意図を伝える」会話の違いにハッとさせられます。

沈黙を恐れず、言葉を削り、
そしてちゃんと“聞く”ことで、
相手との距離は驚くほど縮まる。

 

あとがき:

私も「話さなきゃ」と焦る前に、まずは「ちゃんと聞く」を、改めて意識してみようと思いました。斉藤さんの言葉を借りれば、それこそが“たった1分で虜にする”第一歩なんですね。会話は、才能じゃなくて技術。そしてその技術は、誰でも今日から磨けるということ。さあ、明日からの会話、ちょっとだけ“世界標準”でやってみましょう。

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いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもヒントになればうれしく思います。