2026年の元旦に選んだ一冊は、喜多川 泰『スタートライン』。特別な才能を持つ人の成功談ではなく、「始めたいのに、始められない」そんな場所で立ち止まる、ごく普通の人から物語は始まる。自信のなさや迷いを抱えたまま、主人公たちは問いかけられる。「もう、スタートラインに立っていることに気づいていますか?」人生を動かすのに必要なのは、何かを成し遂げることではなく、今いる場所を、始まりとして受け取ること。新しい年の入口に、この物語がそっと届けてくれるメッセージを、感想を交えエッセイ風によせお伝えします。

スタートラインは、いつも目の前にある

本書が何度も伝えてくる。

それは、スタートラインは、
遠くにある特別な場所じゃない、ということ。

  • 資格を取ってから
  • 自信がついてから
  • 環境が整ってから

 

そうやって先延ばしにしている間、
スタートラインはずっと足元にあったのに、
見えなくなっている。

 

主人公たちは、
完璧な準備なんてしていない。

不安も、迷いも、言い訳も抱えたまま、
「とりあえず立ってみる」ことを選ぶ。

 

スタートラインに立つ資格は、
やる気がある人じゃなく、
やってみようと思った人に与えられる。

このシンプルな真実が、胸に残る。

人生を変えるのは、才能より「選択」

うまくいく人を見ると、
つい思ってしまう。

あの人は特別だから、
もともと才能があったから

でも『スタートライン』は、
そこをやさしく否定する。

 

違いを生むのは、
能力じゃない。

怖くても選んだかどうか。
それだけだと。

 

失敗するかもしれない、
笑われるかもしれない。

それでも一歩を選んだ人は、
失敗という経験と、
次に進む材料を手に入れる。

一歩を選ばなかった人は、
安全と引き換えに、
何も変わらない日常を選ぶ。

 

どちらが正しいかじゃない。

ただ、人生が動き出すのは、
「選んだ瞬間」だけなのだ。

怖さは、ダメなサインじゃない

何かを始めようとすると、
必ず怖くなる。

この本は、その怖さを
消そうとしない。

 

むしろこう言う。

怖いということは、
本気だという証拠だと。

 

どうでもいいことなら、
人は怖くならない。

失敗しても痛くないから。

でも、怖いという感情は、
それだけ大切なものに手を伸ばしている証。

 

怖さを感じたら、
立ち止まるサインじゃない。

今、スタートラインに
立っているよ、という合図。

 

そう思えた瞬間、
怖さは敵じゃなく、伴走者に変わる。

今回のまとめ

-スタートラインに立つだけで、人生は動き出す

『スタートライン』が一貫して伝えているのは、
結果を出すことより、
まず立つことの価値だ。

  • ゴールは見えなくていい
  • 速く走れなくていい
  • 転んでもいい

 

大事なのは、
「いつか」ではなく「今」を選ぶこと。

スタートラインに立った瞬間、
世界の見え方は確実に変わる。

出会う人も、
起こる出来事も、

すべてが動き始める。

 

あとがき:正直に言うと、新しい年が来たからといって、急に前向きになれるわけじゃない。やりたいことはある。でも、動こうとしない。考えてばかりで、結局今日も同じ場所。でも『スタートライン』を手にして思った。動けない時間も、何もしていない時間じゃなかったと思えてくる。2026年1月1日、何かを始められなくても、決意表明がなくてもいい。ただ、「また一年が始まった」そう思えただけで、今は合格。今日から始まっていいらしい、今がスタートラインだから。そこに立って、自分の未来を観てみよう。スタートラインに立つ資格は、やる気がある人じゃなく、やってみようと思った人に与えられるのですから。

 

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いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもヒントになればうれしく思います。