幸せは増やすものじゃなく思い出すものだった

Life

幸せになりたい。たぶん多くの人が、今日もその気持ちを胸ポケットに入れたまま暮らしている。本を読み、名言を集め、前向きな言葉にうなずきながら、それでも夜になると、なぜか満たされない。星渉さんと前野隆司さんの「99.9%は幸せの素人」は、そんな私たちに向かって、少し意地悪で、でもとてもやさしい問いを投げかけてくる。あなたは、幸せを知っているつもりなだけではありませんか、と。この本は、成功やお金や承認を追いかけることが、なぜ幸せにつながらないのかを解きほぐしながら、幸せには技術があり、練習が必要だと教えてくれる。つまり私たちは、ほぼ全員が幸せの初心者で、しかもそのことに気づいていない。そんな少し照れくさい事実から、この物語は始まる。

わかっているのに動けない朝に読んでほしい、0秒行動の話

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「やったほうがいいのは、もうわかっている」。本書「0秒で動け」は、そんな私たちの胸の内を見透かすように始まる。知識も経験も足りていないわけじゃない。ただ、最初の一歩が重たい。それだけで、日常は簡単に停滞する。伊藤羊一さんは、行動できない理由を意志の弱さや性格の問題にせず、「動く設計」が抜けているだけだと語る。完璧に考えてからでは遅い。考える前に、0秒で動く。その思想は強烈なのに、読後に残るのは不思議とやさしい感触だった。エッセイ風によせてお伝えします。

小さな配慮がすべてを変える 一流の気くばりが生む静かな強さ

Business Life

職場での何気ない会話、家族とのやりとり、知人との電話。一日を振り返ると、「あのとき、もう少し違う言い方ができたかもしれない」と思う場面が、ふと浮かぶことがあります。大きな失敗ではないけれど、心のどこかに小さく残る引っかかりです。そんな思いを抱えながら手に取ったのが、安田正さんの著書「できる人は必ず持っている一流の気くばり力」。本書では、仕事ができる人ほど特別なスキルよりも、日常の小さな気づかいを大切にしていることが語られます。自分を大きく見せず、相手をよく見て、さりげなく手を差し伸べる。その積み重ねが、一流の気くばり力なのだと気づかされました。この気づきを、エッセイ風によせてシェアしたいと思います。

運は待たなくていい 大谷翔平が証明した成功のつくり方

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ハーバード大学の哲学者マイケル・サンデル教授が、大谷翔平という一人の野球選手を題材に語った特別講義が、静かに、しかし確実に人の心を揺らしていきます。テーマは「成功」。けれど、私たちが思い込んできた才能論や努力論とは、少し違う角度からの話でした。才能があるから成功したのではない。運が良かったからでもない。では何が彼をあそこまで運んだのか。その問いは、野球の話を超えて、私たちの日常へとすっと入り込んできます。この動画をご紹介したく、エッセイ風によせて綴りました。

成功できる人が今日も淡々とやっている当たり前のこと

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ジム・ドノヴァン (著),「誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則」は、とても静かな声で語りかけてくる成功論だ。特別な才能も、派手な努力もいらない。ただ「誰でもできること」を、今日も、明日も、淡々とやる。それだけなのに、なぜか実行する人はごくわずかだと、ジム・ドノヴァンは言う。読んでいるうちに、胸がチクッとする。できない理由を探してきたのは、自分だったのかもしれないと。成功とは、遠くにあるゴールではなく、今この瞬間の小さな選択の積み重ねなのだと、この本は何度も優しく教えてくれる。

不安に振り回される理由は性格ではなく脳の仕様だった

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わたしたちは、悩みをとてもまじめに信じて生きている。頭に浮かんだ不安や違和感を、そのまま現実として抱え込み、「これは大事な問題だ」と胸に抱きしめてしまう。石川幹人さんの『その悩み、9割が勘違い』は、そんなわたしたちの思考に、やさしく、しかしはっきりと待ったをかける一冊。不安は事実ではなく、脳の仕様や進化の名残から生まれる勘違いかもしれない。そう聞くと、少し拍子抜けする。でも読み進めるほどに、肩の力が抜けていく。悩みは消さなくていい。ただ、正体を知ればいい。その視点が、この本全体を静かに貫いている。

自分との関係を整えるだけ、明日から使える人生改善の近道

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この本、Louise Hay(著),「You Can Heal Your Life」は、人生で起こる出来事や心と体の状態は、偶然ではなく、自分の内側の思考や信念と深く結びついている、という静かな前提から始まる。病気も人間関係もお金の不安も、どこか遠くの運命ではなく、いつのまにか自分が抱えてきた考え方の癖が映し出されたものかもしれない。そう聞くと少し身構えるけれど、責める話ではない。むしろ、気づいた瞬間から変えられる、という希望の話だ。本書は、自己否定や過去へのこだわりを、やさしくほどきながら、自分を受け入れることが癒しの始まりだと語りかけてくる。本書が伝えているのは、教科書というより、人生の休憩所でお茶を出されているような気分になる。

なぜ「選んだつもり」で選ばされるのか―勘違いが行動を支配する理由

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この世界は、理屈だけでは動いていない。そう言われると、少し安心する自分がいる。行動経済学者エヴァ・ファン・デン・ブルックと、広告の現場を知り尽くしたティム・デン・ハイヤーが書いた『勘違いが人を動かす』は、「人は合理的ではない」という前提から始まる本だ。努力すれば変われる、正しい判断をすればうまくいく。そんな“まっとうすぎる話”に、どこか息苦しさを感じていた私に、この本は別の景色を見せてくれた。人は、勘違いしながら生きている。そして、その勘違いこそが、私たちを動かしている。この動画の内容をなぞりながら、日常の中で「あ、これ私だ」と苦笑いしてしまった瞬間を、エッセイ風によせてご紹介です。

潜在意識にアプローチする方法を知り人生の流れが変わり始めた話

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潜在意識という言葉は、これまで何度も耳にしてきた。不思議で魅力的だけれど、正直よくわからない。信じる人もいれば、距離を置く人もいる。そんな曖昧な存在として、私の中にも残っていた。この動画を見て、その印象が少し変わった。語られているのは、「人生は努力や才能で決まるのではなく、潜在意識にある信念が現実として繰り返されているだけ」という考え方だ。しかも今回は、理論ではなく、潜在意識との具体的な向き合い方が示されていた。現実を変えようと外側を整えてきたのに、 なぜか同じ出来事が繰り返される。それは状況のせいではなく、自分の内側にある前提が変わっていなかったからかもしれない。動画はそのことを、驚くほど現実的な言葉で教えてくれる。実は自分自身が、無意識のまま同じ現実を再生していただけだったのだ。

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